老人ホーム紹介センターふくさと

退院まで2週間、どう動く?

MSW・ケアマネのための緊急入居フローチャート

対象読者:医療ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・地域包括支援センター職員・成年後見人



はじめに


「先生から『来週退院できます』と言われました。でも行き先が決まっていなくて…」

病院から突然かかってくる、このような電話。

MSWやケアマネであれば、心当たりがある方も多いはずです。

退院調整の期限は、急性期病院や回復期病院等のタイプによりますが、短期間だと1〜2週間であることもあります。

その中で施設を探し、見学し、面談して、書類を揃えて入居まで完了する。

やることは他にもあるのに、急いで対応をしなくてはなりません。

この記事では、退院まで2週間という制約の中で、最短で動くための順番と判断基準を整理します。

「何をどの順番でやるか」だけに徹した実務ガイドです。

まず最初に確認すべき「4つの情報」

老人ホーム探しを始める前に、この4点を押さえていないと、後から確認が必要で時間がかかります。


① 医療依存度の確認

- 胃ろう・たん吸引・気管切開・インスリン注射など医療行為の有無と種類

- 夜間に医療対応が必要かどうか

- 退院時点での「処置の頻度」と「今後の見通し」

→ 医療行為があると受け入れ可能な施設が大幅に絞られます。


ここを曖昧にしたまま施設に問い合わせると、後から「やはり対応できません」と予定通りにいかなくなるリスクが高まります。


② 認知症・精神疾患の有無と程度

- 認知症の診断名と現在の状態(長谷川式等のスコアがあれば尚良)

- 周辺症状(暴言・暴力・夜間不穏・徘徊)の有無

- 精神科への通院歴・入院歴の有無

→ 周辺症状が強い場合、一般の施設では受け入れを断られるケースがあります。


 「認知症対応可」と記載されていても、程度によって対応できないことがあるため、事前に状態を正直に伝えることが重要です。


③ 費用の上限と支払い能力

- 年金収入・預貯金の状況

- 生活保護受給の有無または申請予定

- 身元保証人の有無

→ 費用の上限によって対象となる施設の種類・エリアが変わります。


一般の方は、まず相場も知らない状態から始まります。

施設の情報を得るにつれて、予算を上げるケースも少なくありません。

情報を得た上で、サービス体制と費用のバランスが合う施設を検討いただきましょう。  

生活保護受給中または申請予定の場合は、対応可能な施設がさらに絞られるため、初めに確認が必要です。


④ 入居希望エリアと家族の状況

- 本人・家族の希望エリア

- キーパーソンとなる家族の有無と連絡可否

- 身元保証人となれる人物の有無

→ 家族が遠方・連絡が取りにくい・キーパーソン不在の場合は、施設側の受け入れ判断に影響することがあります。  


早い段階で状況を整理しておく必要があります。

緊急入居フローチャート


【DAY 1〜2】情報収集・整理

- 4点の確認情報を整理(医療依存度・認知症・費用・エリア)

- 病院の退院支援担当・主治医へ診療情報提供書・看護サマリーの準備を依頼

→なるべく早い段階で施設に提出

- 家族・キーパーソンへの連絡と意向確認


【DAY 2~4】老人ホームの絞り込みと問い合わせ

- 条件に合う老人ホームの種類を絞る

- 複数施設に問い合わせ    ※「2週間以内の入居希望」を最初に明示する

- 空室の確認・受け入れ可否の仮返答をもらう


【DAY 4〜7】見学・面談

- 受け入れ可能な施設へ見学・面談の日程調整

- 家族の見学に同行


【DAY 7〜10】入居施設の決定・書類準備

- 施設が病院に伺い、本人面談(実調)→こちらも基本的に立ち会います

- 施設と入居日・条件の最終確認

- 入居に必要な書類の準備


【DAY 13〜14】入居 - 入居当日の荷物・移送手段の確認

- 施設スタッフへの引き継ぎ事項の整理

- 退院手続き

- 入居契約の交わし

Different

施設種別ごとの「緊急対応力」の違い

緊急性がある場合、施設の種類によって 入居までのスピードが大きく異なります

動きやすい順(緊急時)

  • STEP.1
    1920石圧縮

    1位|介護付有料老人ホーム

    最も緊急対応に動きやすい種別です。

    空き状況さえ合えば、問い合わせから1週間以内に入居できるケースもあります。

    費用は高めになりますが、緊急時の選択肢として最優先で当たるべき種別です。

    (実際に、相談から2日後に入居できたケースもありました。入院をしており、診療情報提供書が出来上がっている場合は早いです。)

  • STEP.2
    1920タイル圧縮

    2位|住宅型有料老人ホーム

    介護付有料に次いで動きが速い傾向があります。

    ホスピス型(がん末期・難病専用)もこの種別のため、

    医療依存度が高い方にも対応できる場合があります。

  • STEP.3
    no image

    3位|サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

    外部サービスの調整やケアマネージャーの決定までの時間がかかる場合があります。

    幅広い介護度でも緊急性がある場合は向いています。

  • STEP.4
    no image

    4位|グループホーム

    認知症の方には向いていますが、入居者数が少ないため空室が出ることが少なく、

    緊急対応には向きにくい種別です。

    時間的余裕があるときに候補として検討するのが現実的です。

  • STEP.5
    no image

    5位|特養(特別養護老人ホーム)

    緊急入居には基本的に対応していません。

    申込から入居まで数ヶ月〜数年かかるのが通常です。

    緊急時は民間施設で対応しながら、特養は申込だけ進めておくことがほとんどです。

「受け入れてもらえない」ケースへの対処

急いで入居先を見つけなくてはならない。 それでも普段空いているはずの施設が満室…。

やっと空室のある施設を見つけたが受けて貰えない…。

緊急だからこそ、施設から断られるケースも増えます。 主な理由と対処法を整理します。


① 医療行為が理由の場合

「たん吸引対応不可」「胃ろう対応不可」など。

→ 看護師が24時間常駐する介護付有料に絞って探す。  

介護医療院も選択肢に加える。  

問い合わせ時に医療行為の種類・頻度を正確に伝え、  「対応可能か」を最初に確認する。


② 認知症・周辺症状が理由の場合

「暴言・暴力がある方の受け入れは難しい」など。

→ 認知症ケアの専門スタッフが揃っている施設・  精神科との連携がある施設を優先して探す。

問い合わせ時に症状を正直に伝えることが 入居後のトラブルを防ぐためにも重要です。


③ 費用・生活保護が理由の場合

「生活保護受給者の受け入れは行っていない」など。

→ 生活保護受給中でも受け入れ可能な施設は存在します。  

ただし選択肢が限られるため、私のような老人ホーム紹介の専門家に相談するのが最短ルートです。

自力で探すと時間がかかるだけで、結局見つけられない場合が多いです…。


④ 身元保証人がいないことが理由の場合

→ 身元保証サービス(民間の身元保証会社)を利用することで、入居できる施設があります。

費用・サービス内容は会社によって異なるため、複数を比較することを勧めます。

認知症があると、利用不可なので、後見人を付けることになります。

ただ、開始までに数ヶ月かかります。

私は基本的に身寄り無しでも受け入れて下さる施設を把握しているので、その施設に打診をいたします。手間は最小限で済みます。

緊急時に準備すべき書類チェックリスト


本人に関する書類


- 介護保険被保険者証

- 健康保険証(または医療証)

- 年金振込通知書(収入確認のため)

- 診断書または退院サマリー

- かかりつけ医の紹介状(施設の指定医に引き継ぐ場合)

- お薬手帳(現在内服している薬の一覧)


手続き・契約に関する書類

- 身元保証人の印鑑・身分証明書

- 入居一時金・初月費用の振込口座

- 生活保護受給証明書(該当する場合) 情報提供書類(施設側への情報提供)

- ケアマネからの情報提供書(現在のケアプラン・ADL表・フェイスシート等)

- 病院からの退院サマリー・診療情報提供書

- 認知症の診断書または検査結果(認知症がある場合)

まとめ

- 退院2週間前は最初の2日間で「4点の確認情報」を整理することが最優先

- 緊急対応しやすい順は「介護付有料 → 住宅型有料 → サ高住」

- 特養は緊急対応不可。民間施設で対応しつつ並行して申込を進める

- 断られた場合は理由を確認し、条件に合った施設種別に絞り直す

- 書類は早めに準備しておくと施設決定から入居までがスムーズになる

「2週間で見つからない」と感じたら 医療依存度・認知症・費用・身元保証の問題が重なると、 2週間での解決が難しくなるケースも実際にあります。

弊社は、大手ポータルサイトや競合の大半が対応しない 「見学同行・面談同行・入居当日の同行」までを一貫してフルサポートしております。

問い合わせから入居まで、プロセス全体を並走します。

About us

「老人ホーム紹介センターふくさと」が解決します

  • 施設探しから入居後の不安まで、すべてを一括サポート

    老人ホーム紹介センターふくさと

    福里

    元訪問介護ヘルパー・元福祉用具営業

    「在宅」と「施設」双方の目線でサポート


    東京・埼玉を中心に全国の施設紹介

    高級施設から生活保護対応施設まで全価格帯に対応

    業界最大規模グループ (最多170店舗・紹介施設数最多10,000以上)に所属


    営業時間 9:00〜18:00

    定休日:不定休

    施設探しから入居後の不安まで、すべてを一括サポート

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老人ホーム紹介センターふくさと

住所

〒332-0035

埼玉県川口市西青木

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電話番号

090-8161-7533

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営業時間

9:00~18:00

定休日 不定休
代表者名 福里 広樹
施設探しに関するご相談は、お電話やLINE、メールで承っています。ご自宅や病院への出張相談も可能なため、お気軽にお声がけください。土日祝日も対応しており、お急ぎの場合でも柔軟に調整いたします。見学時や入居日には同行サポートも行っております。

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